現在、患者さんから、よくコロナウイルスワクチンの接種についてご質問をいただきます。
連日、テレビなどで報道されておりますが、正直なところ、私も同じ程度の情報しか知りません。
今のところ、当院としては、「もし当院で接種できるのであれば、希望します」と、自治体に回答しています。
コロナワクチンは、輸送について厳密な管理が求められます。報道によると、海外では接種会場を増やしたがために管理が大変になっているという情報もあります。そのため、出来る限り行政の判断に従いたいと思います。
国を救う大切な事業ですので、できることはしたいと考えています。
<現在得ている情報>
・ワクチンの種類
「現在、日本で承認されているのは、ファイザー製のワクチンだけです。アストラゼネカ製のワクチンは承認申請中ですが、問題が見つかったという報道もあるので承認されるかどうかは不明です。モデルナ社のワクチンについてはまだ承認申請はされていません。」
・接種の順番
「医療従事者→高齢者→基礎疾患を有する方→それ以外の方(16歳以上)」
・接種開始時期
「高齢者の接種は、4月12日頃の予定(あくまで予定)」
・接種回数
「2回接種。1回目と2回目の接種間隔は3週間あける」
・接種が受けられる場所
「個別接種は病院や診療所、集団接種は集会所やホールなどの人が集まりやすい場所」
<よくある質問>
・コロナワクチンを打ってもいいか?
-「基本的にはコロナワクチンはかなりの有効性が期待できるワクチンであり、打つことが勧められています。インフルエンザワクチンなどで強い副反応が出る方は、ご相談ください。」
・ここで接種できるのか?
-「当院は名古屋市に対し、接種医療機関になることを希望する、と回答しています。当院が接種医療機関になるかどうかは、行政が判断します。」
新しいことが決まりましたら、このHP上でアップいたします。
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