オンライン診療

じんましんの治療

 なんの前触れもなく、ミミズ腫れ、ぶつぶつや赤みが生じ、強い痒みが生じることはありませんか?年齢や性別に関係なく、悩まれている方が多くいらっしゃいます。
 こういったかゆみの原因の一つに「じんましん」があります。「じんましん」の原因はいくつか、考えられますが、原因の分からない「突発性のじんましん」もあります。
 じんましんの治療は、主に薬物療法ですが、来院時にじんましんの症状が強いと、点滴を行う場合もあります。

どうして起こるのか?
 じんましんの70%以上が、突発性(明確な原因がない)、30%は刺激誘発性(原因がはっきりしている)と言われています。
・突発性の原因ー疲れ、ストレス、緊張など心因性のものが多い
・刺激誘発性ー食品、薬、アレルギー、こすれ、寒さ、振動、汗、水、温熱など

 患者さんの中には、試験前になるとじんましんが出たり、冬などの寒い時期になると出る子もいます。体調にも大きな関係がありますし、どんな時にじんましんが出たかをメモしておくとよいでしょう。じんましんが続くようでしたら、一度医療機関へ受診することをお勧めします。
日常生活で気を付けること
 じんましんの原因が分からない場合、じんましんが出る場所や症状が出た時の状況、食べたもの、運動を行ったか、体調はどうだったか、を詳しくメモしましょう。診察の時に詳しくお聞かせください。
 原因が分かっている場合は、原因である場所に行かない、アレルゲン物質を避けて生活をし、じんましんの出現程度を記録しましょう。
じんましんのタイプ
 じんましんの出現の仕方や、原因についてまとめてみました。
点の小さい円状
 通常の診察方法です。当院は、感染対策を行っております。発熱の方、新型コロナが疑われる方は、一度お電話にてご連絡ください。また、患者さん同士の距離を保つため、来院される患者さまは、できるだけwebから順番予約をとっていただき、順番が近づいたら来院していただきますようご協力をお願いいたします。
蚊にさされたような
 一度も来院せず診療が可能です。スマホやパソコンのカメラを使って、医師が状況を聞き、処方箋を薬局へFAXします。会計はクレジットカードでしていただくので、来院する必要がありません。
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薬物療法
 じんましんには様々な種類がありますが、ほとんどの場合、ヒスタミンが原因となるため、この作用を抑える効果のある抗ヒスタミン薬を使用することで症状を抑えることができます。
 症状が治まっても、内服をやめるとすぐに再発する場合があるため、継続的に服用することが大切です。
 来院時にじんましんの症状が強いと、点滴を行う場合もあります。