インフルエンザ予防接種

2024年のインフルエンザワクチンの予約について
 Webにて、当院の診察券をお持ちの方は9月10日(火)から、初診の方は9月25日(水)から予約を開始いたします。定期受診をしている65歳以上でインフルエンザ接種をご希望の方は、受診の際に一緒に接種するので予約は不要です。

 また、今年も、新型コロナウイルスの対策として、接種日を決めての予約をお願いしています。「一般診察の時間帯」「インフルエンザ専用時間帯」かどちらかを選んだ上で、接種日を決めて予約をお願いいたします。例年、一般診察の時間帯はすぐに予約が埋まります。ご希望の方はお早目のご予約をお願い致します。
 なお、接種開始は、10月1日(火)です。
 ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。

安心の専用時間帯で接種できます

毎週火・金曜日の14:45から15:15にも接種可能です。時間予約がとれて、待ち時間もありません。一般診療の時間でも接種可能ですが、予約枠に限りがあるのでご了承ください。

まずは接種日を決めましょう

 今年も、インフルエンザ予防接種で患者さんが密にならないよう、接種日を決めてから予約をお願いしています。Webで予約する際に、接種日を選択する必要があるので、予め接種する日を決めてから予約をお願いします。

ワクチンで重症化を防げます

 インフルエンザワクチンは、インフルエンザの重症化を予防するために最も確実な方法です。特に、高齢者や、気管支喘息の子ども、心臓や肺に慢性の病気がある方など、インフルエンザにかかると重症化する可能性が高い方は医師と相談の上、確実に接種することが望ましいです。
 接種費用
■料金:3,150円(税込み)
※名古屋市在住の65歳以上の方は10月15日(火)以降に予約してください。1500円で接種できます。
※名古屋市にお住まい方で65歳以上の非課税世帯の方は無料で接種できます。一緒に証明書をご持参ください。
※13歳未満(小学3年生以上)の子供で当院で2回目を接種する場合は2,600円です。
※名古屋市にお住まいの小学6年・中学3年・高校3年の方は無料で接種できます。10月15日(火)以降に予約してください。

※フルミスト(鼻からスプレーするタイプのワクチン)をご希望の方は「フルミスト専用ページ」をご覧ください。
 予約の流れ
①まずは接種する日を決めましょう。
 「接種する日」を決めて予約してください。接種する日は、次から選択することが出来ます。

 A.インフルエンザ専用時間帯で接種する場合
 毎週火・金曜日の14:45から15:15です。この時間帯は、インフルエンザを接種する方のみ来院されるので、待たずに安心して接種していただけます。是非ご利用ください。

 B.一般の診療時間で接種する場合
 通常の診療時間で接種していただけます。診察の流れでご案内するため、時間帯によっては混雑し、待ち時間が長くなることが予想されます。番号予約をとって来院いただくとスムーズです。

 C.乳児予防接種・予約診療の際に接種する場合
 乳児の方はこの時間帯に接種していただけますが、Webからの予約はできません。電話で予約してください。
 
②接種する日が決まったら
 Web・電話から予約が可能です。→web予約ページ

③問診票を印刷し記入して持参していただくと、スムーズです
 接種当日は、検温し問診票を印刷し、記入して持参していただくと、待ち時間も少なくスムーズに診療していただくことが出来ます。(→インフルエンザ問診票
 予防接種についてQ&A
Q.何歳から接種できますか?
 通常、6ヶ月から接種できます。基礎疾患がある方や、アレルギーのある方は、一度ご相談ください。
Q.他の予防接種と一緒に接種できますか?
 接種できます。
Q.風邪気味でも接種できますか?
 症状にもよりますので、一度医療機関へご相談ください。発熱がなく、機嫌のよい場合は接種していただく場合が多いです。
Q.ワクチンを接種して、インフルエンザになりませんか?
 インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンなので、接種してインフルエンザになることはありません。(生きたウイルスが入っていません。)
Q.妊娠中でも接種できますか?
 インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンなので、接種できます。
Q.いつから効果が出ますか?
 インフルエンザワクチンは接種してから効果が現れるまで約2週間ほどかかります。
Q.13歳未満でも1回接種でいいか?
 13歳未満のお子さまは、2回接種していただくことで、免疫をより強くすることができます。近年確実にインフルエンザにかかった方、毎年ワクチン接種をしている方は1回接種でも良いといわれていますが、確実なことは分かりません。ただし、2回接種ができない場合は、1回だけでも接種していただくことをおすすめいたします。
Q.接種したら、絶対にインフルエンザにならないか?
 インフルエンザワクチン予防接種は、インフルエンザにならないために接種するものではなく、感染したときの重症化を防ぐことが目的ですので、ワクチンを接種していただいても、かかるときはかかってしまいます。インフルエンザにかからないようにするには、手洗い・うがい・マスク・食事と睡眠をしっかりとって抵抗力を高めることが一番効果的です。
Q.他の予防接種はいつから打てますか?
 インフルエンザワクチンは不活化ワクチンです。2020年10月1日から、接種間隔のルールに変更があり、不活化ワクチンを接種した後は、次のワクチンの制限はなくなりました。当院では、次の日からの接種をおすすめしています。
Q.副反応はありますか?
 接種した部位が赤く腫れて、熱を帯びてきたり、かゆくなる場合は、保冷剤などで冷やしてください。また、38℃以上の熱や、咳、蕁麻疹が起きることがあります。症状に改善がみられない場合は、医療機関へ受診してください。
 接種時期について
 インフルエンザワクチンは接種してから効果が現れるまで約2週間かかります。通常、流行する期間が12月から3月までなので、11月中旬には接種を終えておくと効果的です。接種には、1回接種と2回接種があり、13歳未満の子供は2回接種です。
 通常2回目は1回目から2~4週間(推奨は4週間)あけてから接種します。そのことから逆算すると、2回接種の方は、第1回目接種を10月下旬に済ませておくとよいでしょう。
ワクチン接種のタイムスケジュール
 
 インフルエンザ迅速判定機
インフルエンザの迅速判定機 インフルエンザが流行する季節に、インフルエンザに感染した初期の段階で検査を受けても「明日また来てください」と告げられることがあります。
 従来の検査方法でも、十分ウイルスを検出することが出来ますが、よりウイルス検出の高感度化が可能となる機械です。インフルエンザウイルスが少ない感染初期でも、判定ができるため、症状が進む前に治療が可能です。
 検出技術としてはほんのわずかの差ですが、「インフルエンザかな?」と不安な気持ちで過ごす方を少しでもなくしたいと考え、導入しました。従来の方法ではウイルスの検出が難しいと判断した場合は、この検査方法を用いることで診断が困難だった感染して間もない時期の判定をしたいと思います。
 インフルエンザについて

 いつ流行するの?

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症で、一般の風邪と比べ重症化しやすいのが特徴です。流行は周期的に現れ、毎年11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1~3月頃に患者数が増加し、4~5月にかけ減少するパターンが多いですが、その年によって異なります。
 特に、小児や高齢者は重症化しやすいため特に注意が必要です。流行の程度やピークの時期は毎年同じではありませんので、自治体の情報やニュースなどから随時情報を得るようにしてください。

 予防方法は?

 インフルエンザは飛沫感染です。つまり、インフルエンザにかかった人のくしゃみやつばが口の中に入ると感染します。インフルエンザにかからないよう予防するには、次のことに気を付けましょう。
・人混みなどへの不要不急な外出を控え、帰宅時には石鹸による手洗いをしましょう。
・バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠をとり、体調を整えましょう。

 症状がでてきたら・・

 インフルエンザにかかったかなと思ったら、早めに医療機関を受診しましょう。安静にして、十分な休養をとり、水分を補給しましょう。

 感染を広げないために・・・

 インフルエンザは飛沫感染です。感染を広げないために、「咳エチケット」を守りましょう。
1.症状が出てきた方は、マスクを正しく着用し、感染防止に努めましょう。
2.咳・くしゃみの際には、ハンカチやティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけましょう。
3.使用したティッシュは、すぐにフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。