名古屋市在住の50歳以上の方は予防接種の助成があります
名古屋市では、2020年3月から全国でも先駆けて「帯状疱疹」ワクチンの助成事業を開始しました。
名古屋市に在住で50歳以上の方は、通常の自己負担よりも少なく接種することができます。
(名古屋市の帯状疱疹ページへ)
帯状疱疹は、体の左右どちらかに帯状にピリピリ、チクチクした神経痛と強い痛みを伴う病気です。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
接種できるワクチンは2種類です。どちらを希望していただいても構いません。
接種をご希望の方は、ワクチンの取り置きをいたしますので、事前にお電話にてご予約をお願いいたします。
住民税非課税世帯の方は自己負担免除です
名古屋市では、生活保護世帯や住民税非課税世帯の方は、自己負担金の免除制度もあります。
住民税非課税世帯の方は、証明書をご持参ください。保健センターで「市民税非課税確認書(申請により各区保健センター(分室除く)で無料発行)」を取得し、受付窓口で提出してください。
なお、65歳以上の方は、本市の発行する「介護保険料納入通知書(最新のもので保険料段階が第1から第4段階のものに限る)の写し」をご提出いただいても構いません。
- 名古屋市の帯状疱疹ワクチン助成事業について
帯状疱疹ワクチンには、2種類あり、それぞれ価格と接種回数が異なります。2種類とも助成の対象となっていますが、どちらか一方のワクチンのみ助成を受けることが出来ます。- 助成が受けられる対象の方
- 次の1から3のすべてを満たす方は名古屋市の助成が受けられます。
1.名古屋市に住民登録がある方
2.接種日時点で満50歳である方
3.下記のワクチンの対象条件に当てはまる方(ワクチンによって条件が異なります) - 帯状疱疹ワクチンの種類
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ワクチン 接種回数 費用 ビケン 1回 4,200円/回 シングリックス 2回 10,800円/回
(2回接種で21,600円)
- ■ビケンの注意点
・既に公費でビケン、シングリックスを接種した方は助成の対象外です。
・自費でシングリックスの予防接種を受けている方で、ビケンワクチンの接種をご希望の方は、一度ご相談ください。
■シングリックスの注意点
・既に公費でビケンを接種した方は助成の対象外です。
・既に自費または公費でシングリックスを2回接種した方は、助成の対象外です。
・自費または公費で、シングリックスを1回接種した方は、2回目の接種が助成の対象となります。- 帯状疱疹ワクチンについて
- 帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、接種回数等が異なります。
- ビケン
- ■製品名:ビケン
■接種回数:1回
■接種方法:皮下注射
■接種費用:(公費)4,200円、(自費)6,600円 - シングリックス
■製品名:シングリックス
■接種回数:1回0.5mLを2か月間隔で2回
■対象年齢:50歳以上の成人
■接種方法:筋肉内注射
■接種費用:(公費)10,800円/回(2回接種で21,600円)、(自費)21,000円/回(2回接種で42,000円)
※予約が必要です。