小児科とは、一般的に0歳から中学生くらいまでの子どもの風邪や熱、肌荒れ、予防接種などの、一般内科を総合的に診療します。
こどもは大人と比べて体が小さいからといって、単純に薬の処方や治療を、大人より少なくすればよいというわけではありません。子どもは心身ともに、常に成長と発達を繰り返しているからです。
特に、新生児・乳児・幼児は慎重に診療を行う必要があります。身体が、まだ発育途中で未熟だからです。大人の身体のように完成したものではなく、機能調節もうまくありません。風邪をひくとすぐ高熱を出し朝には平熱に戻っている、ということもよくあることです。
発育に伴って、身体の機能は変化していきます。このような子どもの特性を十分に考慮した上で、将来を担っていく子どもたちに寄り添って治療をしたいと思います。
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