意外に知らない?正しい手洗い

意外に知られていない正しい手洗い

 当院でも、インフルエンザが流行ってきました。
 風邪や感染症の予防のために、個人的に大切にしていることをお伝え出来たらと思います。

1. マスクを2枚着用し1日に何回も替える
2.机や、聴診器など、病原体が触れたと思われる部分をアルコール消毒する
3.こまめに手洗いをする
4.こまめにうがいをするか、お茶を飲む

5.睡眠時間を7時間とる。

 

 私は医師ですので、毎日様々な病原体にさらされています。シンプルではありますが、この対策で今まで乗り切ってきました

 

 中でも、意外に知られていないのが『正しい手洗い』です。私が医学生のときに集中治療室で教わった洗い方をご紹介します。


 効果的な手洗いの方法は、6ステップです。

まず

・爪は短く切り指輪や時計はつけない。
・手全体を水で流す

・石鹸は2プッシュ

石鹸は2プッシュ


1.手のひらをこすり合わせる

手のひらをこすり合わせる


2.指を組んで指の間を洗う

両方の手のひらを合わせこすり、指を組んで指の間を洗う


3.手の甲から指を組んで指の間を洗い、一緒に手の甲をこする。

右手の手のひらで左手の甲から指を組んで指の間を洗い、一緒に手の甲をこする。反対の手も同様にする

 

4.指先を反対の手のひらの上でしっかりこすって洗う

指先を反対の手のひらの上でクルクル動かして洗い、反対の手も同様にする


5.親指を手で握ってねじるように洗う

親指を手で握ってくるくると洗い、反対の手も同様にする

 

6.両手首を洗う

両手首を洗う



手をふくときはペーパータオルを使います。その後、手をアルコール消毒します。

手をふくときはペーパータオルを使い、病原体の感染を防いでいます

 


 風邪や感染症の予防には、手洗いが大切です。皆さんも、病気の予防には十分気を付けましょう!


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2020年01月16日